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あらすじ


  南十字星〜アオウミガメとの約束

 沖縄の海が大好きだった加藤は、念願叶って八重島諸島の黒島の小学校教師となる。
黒島の住民になった加藤は、海中公園研究所の職員である秋山に「黒島博士」と呼ばれている竹富村の役場職員、南條を紹介される。

誰よりも黒島の自然を愛し、誰よりも黒島のことを知っている南條に出会ってすぐに惹かれた加藤は、南條に尊敬の念を抱きつつ、2人は親友になっていく。

しかし、そんな黒島の大自然にとって大きな問題が立ち上がる。「黒島海の祭典」と呼ばれるイベントが開催され、黒島でのアオウミガメの産卵の様子を観光客に見せるというのだ。

加藤達はどうするのか、そしてウミガメたちは・・・・。



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なぜ、沖縄なの?そう思われた方も多いかと思います。
確かにこの作品は、遠い沖縄の海に思いを馳せて作りました。実際、自分も黒島に行ったことはありませんし、もちろんウミガメの産卵を見た経験もありません。

しかし、きっと同じように本州の人達は、北海道の動植物、自然に対して思いを馳せていることでしょう。

そう考えたとき、自然保護のあり方、観光のあり方はどうあるべきなのか?そして、人間と動物たちのためにどうするべきなのか?という課題は、やはり沖縄も北海道も共通するものがあるのかと思います。

                            −吉弘 文人





   

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