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あらすじ


  鰊(にしん)パートV〜豊穣の海〜

 幕末、時代は変わろうとしていた。
運上金はまもなく廃止され、漁場の経営は漁師自身が行うことになるであろうことを話し合う庄内藩蝦夷地目付役と運上屋。

ハママシケでは鰊漁が盛んであった。一家総出で仕事をしているところに運上屋がやって来て、運上金が廃止されること、これからは自分で商売できるようになることを漁師達に告げる。自分の身の振り方を考えていなかった運上屋は漁師達に見込まれ、漁場を経営することに。そこでぜひ使って欲しい人がいると、栄太郎という男を紹介される。

いつものように栄太郎達は漁に出ていた。網いっぱいの鰊に喜ぶ一方で、海が荒れてきた。鰊を上げずに帰ろうとしたとき、栄太郎の船だけが波に流されてしまい、流れ着いたのは雄冬の岩場であった。そこでやはり同じように遭難した増毛の漁師、秀作と出会う。

栄太郎は雄冬の海が豊かだということを秀作に教え、語り合い、共に鰊を追う仲間としての友情を誓い合った。

無事に帰り、再び漁に出た栄太郎達は雄冬の漁場に入り込んできた増毛の漁師達と衝突する。


「秀作、おめえ、なして裏切った!?」


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雄冬(おふゆ)〜浜益と増毛の境界線であり、本作品は実際に起こった「雄冬事件」をもとに作られた。





この豊かな海の恵みは

みんな海のカムイから

わけてもらったものだで

鰊を自分のものみてえに

考えたりするんでねえど




   

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